2019年2月26日火曜日

奴隷の鎖自慢

こんばんは、こうちゃんです。

ちょっと底辺界で有名なパワーワード、
「奴隷の鎖自慢」
について少々解説をば。

現在では、日本の社畜の数は今やものすごいことになり、一億総貧困時代などとも呼ばれ、有史以来最大の奴隷制度とも揶揄されていますが、
その奴隷状態の社畜たちは、大半があきらめとともに自身の身の不幸を受け入れてしまっています。

そして、その不幸な身の上を嘆き逆らうどころか、同じく社畜仲間とどれだけ自分の待遇がひどいかを自慢し合っている実情です。

この思想の根底には、昔からある、奴隷の鎖自慢という行為、思想が根付いているように見えます。

奴隷の鎖自慢とは、忙しさにかまけて自由すらない自らの境遇に嘆いたり憤ったりするどころか、むしろ労働力として搾取される自分を誇りに感じ、忙しさを自慢の種にする、卑屈な奴隷根性のこと。

元は、
リロイ・ジョーンズ 1968年、NYハーレムにて語った内容で、

奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、
驚いた事に自分の足を繋いでいる鎖の自慢をお互いに始める。
どっちの鎖が光ってて重そうで高価か、などと。

そして鎖に繋がれていない自由人を嘲笑さえする。
だが奴隷達を繋いでいるのは実は同じたった1本の鎖に過ぎない。
そして奴隷はどこまでも奴隷に過ぎない。

過去の奴隷は、自由人が力によって征服され、やむなく奴隷に身を落とした。
彼らは、一部の甘やかされた特権者を除けば、
奴隷になっても決してその精神の自由までをも譲り渡すことはなかった。
その血族の誇り、父祖の文明の偉大さを忘れず、隙あらば逃亡し、
あるいは反乱を起こして、労働に鍛え抜かれた肉体によって、肥え太った主人を 血祭りにあげた。

現代の奴隷は、自ら進んで奴隷の衣服を着、首に屈辱のヒモを巻き付ける。
そして、何より驚くべきことに、現代の奴隷は、自らが奴隷であることに気付いてすらいない。
それどころか彼らは、奴隷であることの中に自らの 唯一の誇りを見い出しさえしている。

とのことです。
悲しいことに奴隷はいつもこうなのですね。
たぶん、100年前も1000年前もきっと鎖自慢していたのでしょうね。
奴隷ですら時に反乱を起こして待遇改善を要求していたというのに、
現代ではみな社畜は富裕層に搾取され死を待つだけというのに誰も抵抗しないなんて・・・数千年の間に社畜のDNAには搾取され続けることが刻まれてしまったんですね。

あまりこんなことが多いと、社畜の抜け出そうとする精神はなくなってしまいますよね。
鎖自慢なんて習慣化しない方がいいですよね。

こうちゃん

2019年2月13日水曜日

給料上げずに会社が滅ぶ

こんばんは、こうちゃんです。

近年のブラック企業のすご過ぎる矜持を見た気がします。

http://jin115.com/archives/52199333.html

企業「助けて!人手不足で倒産が増えてるの!外国人就労拡大して!」←意地でも給与上げる気は無いんだな…

そう、真のブラック企業は、
従業員の給料を上げるくらいなら倒産を選ぶのです!!
人間の発想ならば、
従業員の給与を上げる
→社員定着
 →業務安定化で収益
  →結果自分の収入にも
これがまともな経営者、いや人間の発想でしょう。

しかし、ブラック企業の経営者は違います。
ただ稼ぐだけならホワイトでも、他の商売でも、
極端に言えばどんな手段でもいいでしょう。
しかし、奴らがなぜブラック企業にこだわるか、単に、社員という自分よりもはるかに力の劣る存在を不幸にするのが楽しいからです。

決して逆らわない虫けらをプチプチつぶすことが快感なので、奴らはそれを続けるのです。
給料アップ、そんなことをすればそんな虫けら社員どもが、一時的にでも幸せを感じる、それが許せない。

そんなことを許すくらいなら、潔くその場(会社)をたたむ、一見本末転倒なようでも、
奴らブラックのボスどもはそれくらい歪んだ性格と嗜虐心だけで成立する悪魔のような存在なのです。

ゆめゆめ忘れてはいけません。
ブラック企業の経営者に同じ人間の心が通じるなどとは。
やつらは自分の会社を社員に支えてもらおう、なんて殊勝な考え方はありません。
自分の懐をとにかくあっためるために、社員という使い捨ての燃料をただ燃やし尽くせばいいとしか思っていないのですから。

こうちゃん

2019年2月2日土曜日

長く働くことがえらいという風潮

こんばんは、こうちゃんです。

これまたブラック企業にありがちな、というか、もはや日本の会社に蔓延する終わり過ぎていて笑えない風潮なのですが、

残業してる奴が偉い
休まない奴が偉い

というダメな風潮。
会社なんだから、利益を上げることが偉いんじゃないんですかねえ。
時間内に効率よく仕事をして、適度に休んで英気を養ってバリバリ働く、そんな当たり前の人が、なぜか怠け者扱いされて、就業時間中ダラダラして仕事を進めず、ただ遅くまで会社にいるだけの人間が評価される。
そりゃあ日本の会社はどんどん落ちぶれますね。

本当は、
残業してる奴は無能
休まない奴はアホ

という風潮にしなくては社会はよくならないんですけどね。
本当は、もっと言えば、会社で働く奴は無能って、風潮になって、通勤時間なんてこの世の無駄がなくなり、会社で働く人間なんていなくなればもっと平和になるんですけどね。
産業が立ちいかなくなるので仕事をなくせ、とまではいいませんが、少なくとも通勤なんて無駄な行為がなくなり時間に余裕ができて、その分浮いた、とまた仕事をかぶせなければ、労働者も余裕ができて、究極はこのIT全盛のご時世、みな自宅で仕事できればそれがなによりかと。

こうちゃん