2025年1月6日月曜日

転勤がある

こんばんは、こうちゃんです。

まず世の中で、他人の人生をぶち壊す、典型的なブラック企業の条件の第一に挙げられると言ってもいい要素がこれでしょう。

転勤がある

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転勤(てんきん)とは、官公庁または企業における配置転換(人事異動)のうち、勤務地(所属事業所)の変更を伴うものをいう。配置転換のうち、同一事業所内での所属部署の変更である配置換えとは区別される。また勤務地の変更であっても短期間のもの(出張、応援等)は配置転換とは呼ばれない。

日本において転勤が一般的であるのは、長期雇用を前提に供給労働力を調整するため、出向、転勤など企業内労働市場、企業グループ内労働市場の中での異動を行うからであり、欧米では「幹部を海外法人に派遣する」ような場合を除けば、ほとんど存在しない。

転勤を行うのはおおむね次の理由により、会社にとって業務上の必要性があるとされる。

本人の能力開発や後進の育成など人事面での活性化のため
一つの業務に長期間携わることによって発生する慢心の防止、あるいは取引先との不正防止のため
「人気のある都市部」や「不人気な僻地」の支社や営業所に長期間勤務させず、定期的に交代させるため
また、問題を起こした人物に対する事実上の懲戒としたり、会社に不都合な人物を地方の僻地(中小規模の地方都市・郡部、離島など)に転勤あるいは子会社や下請け会社に出向させることもあり、この種の転勤は特に「左遷」と呼ぶ。

他にも、一定の業績が認められ、東京23区、大阪市あるいは名古屋市などの都市部や本社へ昇進を伴う異動となることがあり、この場合は「栄転」と言う。

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会社とかいう巨悪は、まるで、当たり前かのように企業は社員にあっち行って、こっち行って言いますが、
労働者に人権など認められていなかった昭和ならまだしも、
社員の意思に反して会社の都合だけで生活基盤のある土地をコロコロ変えろ、など犯罪的なやり口です。

一応、建前上は社員に承諾するか確認している、などと言っているところもありますが、断ればずっと社内で冷や飯食いなど、待遇を露骨に悪くするところが多く、実質断れないものと見ていいです。

そもそも、その地で生活するために就職し、場合によっては結婚したり、家を買ったり、生活の場を築いていて、あくまで生きるために働いているに過ぎないのに、たかが仕事のために、生活の方を放棄しろなど、人権侵害も甚だしいですよね。
なんで、どこか遠い地で労働力が必要ならそこで雇わないんでしょうね。
そんな金も無い会社が、魔の手を広げて仕事場を拡大しようなど甘すぎるにもほどがありますね。

また、転勤が社会悪で、社員に嫌がられる仕組みであることを理解した上で、現代の法制度では、解雇が難しいので、辞めさせたい社員にわざと転勤辞令を出しまくって辞めさせる、というパワハラ的やり方をする企業も存在します。
かつてその事例での裁判も起こっています。

早く労基でも、雇用契約時に定めた土地での労働以外は違法、とかにしたらいいのに。

実際、これだけリモートでも仕事ができるのが当たり前のご時世になっても、転勤とか普通にさせるようなゴミ企業がうじゃうじゃあるようで、
世の人々の嘆きがSNS上にはあふれかえっていますが、その中でも多い事例をピックアップしますと、

家を買ったら転勤をさせられた(ローン等で家を買っていたら、転勤はイヤでもまず退職しないから)

結婚したら海外勤務に(嫁や家族がいたらまず退職しないだろうと)

この二大悲劇が特にひどい事例として多々転がっていますね。

どうか、世の中から転勤というひどい制度がなくなりますように。
せめて、どうしても転勤させる場合、指示をする会社には、その社員の年収10年分くらいの罰金と、上司・社長には10年以上の懲役刑とかにして欲しいですね。
そうしたら損得で判断したら、まず転勤という選択肢が無くなるでしょうし。


こうちゃん