2019年4月15日月曜日

転勤がある

こんばんは、こうちゃんです。

まずブラック企業の第一に挙げられると言ってもいい条件がこれでしょう。

転勤がある

まるで、当たり前かのように企業は社員にあっち行って、こっち行って言いますが、
労働者に人権など認められていなかった昭和ならまだしも、
社員の意思に反して会社の都合だけで生活基盤のある土地をコロコロ変えろ、など犯罪的なやり口です。

一応、建前上は社員に承諾するか確認している、などと言っているところもありますが、断ればずっと社内で冷や飯食いなど、待遇を露骨に悪くするところが多く、実質断れないものと見ていいです。

そもそも、その地で生活するために就職し、場合によっては結婚したり、家を買ったり、生活の場を築いていて、あくまで生きるために働いているに過ぎないのに、たかが仕事のために、生活の方を放棄しろなど、人権侵害も甚だしいですよね。
なんで、どこか遠い地で労働力が必要ならそこで雇わないんでしょうね。
そんな金も無い会社が、魔の手を広げて仕事場を拡大しようなど甘すぎるにもほどがありますね。

また、転勤が社会悪で、社員に嫌がられる仕組みであることを理解した上で、現代の法制度では、解雇が難しいので、辞めさせたい社員にわざと転勤辞令を出しまくって辞めさせる、というパワハラ的やり方をする企業も存在します。
かつてその事例での裁判も起こっています。

早く労基でも、雇用契約時に定めた土地での労働以外は違法、とかにしたらいいのに。

世の人々の嘆きで、家を買ったら転勤をさせられた(ローン等で家を買っていたら、転勤はイヤでもまず退職しないから)、結婚したら海外勤務に(同じ理由)、などひどい事例での嘆きが多々転がっています。
どうか、世の中から転勤というひどい制度がなくなりますように。

こうちゃん

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