2019年7月10日水曜日

また新たなハラスメントのリファラル・ハラスメント

こんばんは、こうちゃんです。

またも新たなハラスメントの登場ですね。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190708-00010005-newsweek-bus_all&p=1

リファラル・ハラスメントとは、を説明する前に、まずは近年の会社の採用制度で増えてきたものの解説から。
このところの人手不足や、転職も普通になってきて、採用活動が、転職サイトなどで、まったく知らない人を採用する場合、マッチングはしたものの、入社してすぐに辞めてしまったり、会社になじまなかったり、うまくいかないことも多々あります。
その対策として、近年各社で奨励されることが多くなってきたのが、既存社員による紹介制度です。
すでに会社内で仕事や会社の制度を体験している社員が紹介するとなれば、知り合いだったりでしがらみ、繋がりがあり、そうは辞めないであろうことや、会社のことを詳しく教えた上で入社してくれれば、だいぶ仕事内容や会社に納得して入社したってことで、すぐに辞めてしまったり、は少ないであろう、という読みです。
実際これはかなり有効で、紹介された社員の定着率がよいことなどで、会社によっては紹介した社員に臨時ボーナスを支給したりする会社も増えています。

ここまでは会社的にも、紹介される側にも大変よいことなのですが、
この制度の有効性のせいで、一部ブラックな会社では今度とんでもないことも始まりまして、
紹介制度にノルマを課して、紹介を強制する会社や、紹介できない社員に対して圧力をかけてくるような会社もあります。
また、ブラック企業などでは、社員も、自分の会社で嫌々働いていて、とても知り合いなどには申し訳なくて紹介できない、なんて場合もありまして、そうした場合や、そもそもブラック企業などで長く働いていると、人間の知り合いなどいないのが当たり前ですので、紹介しようにもなんの縁もない、なんてこともザラです。

そうした場合に、社内で紹介できない社員に対して待遇が悪くなる、周りの社員や上司から当たりがきつくなる、それが新手のハラスメントで、

リファラル・ハラスメント

と呼ばれています。
まあ、紹介を強要するような会社がまともなはずがありませんので、
このリファラル・ハラスメントがある=ブラック企業、と断定しても間違いないでしょう。


こうちゃん

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