2024年2月19日月曜日

残業代の廃止(違法です)

こんばんは、こうちゃんです。

ブラック企業において当然のようになってしまっている切ないあるあるのひとつで、
これも時に公然と行われていて焦るのですが、
残業はあります、が、残業代は払いません、というもの。

えー、本当に、意味がわかりません。
一応裁量権のある取締役には残業代は払わなくてもよいですが、
全社員が取締役なわけはないし、むしろ平社員には労働の裁量権がなく、
当然そうした社員には残業代を支払うことは労働基準法でも決まっています。

が、ブラック企業のブラック企業たるゆえんは、そんな法になど従わぬ、と平気でぶち破ってきます。
もちろん、これは違法ですので、就活の段階でそんな会社に出くわしたら入るのはやめておきましょう。入ってから労基に訴え出て改正を狙う、というのもできますが、苦労の割に見合うものはないので、そもそも近づかないのがなによりです。
ただ・・・真のブラック企業ですと、面接などでは言わず、入社してからそれを言い出す、という恐ろしいところもありますので、そうした場合はまあ、自分の勤務実態がわかる、タイムカードのコピーなどをしっかりとっておいて、労基への通報、それでも変わらない場合は、弁護士に依頼して、未払い残業代の請求を行いましょう。
たいていの会社は未払い残業代請求すると、会社をつぶして社長はドロン、が定番ですが、それでも社会悪をひとつ消せるわけですし、どうか少しの勇気でこの世に平和を。

未払い残業代の山を処理したら会社がつぶれる、なんて心配のあるところもあるかもですが、ええ、遠慮なくつぶしてください。
ブラック企業がきちんと淘汰されていくことで、適法な会社が増えるわけで、一時的に自分の仕事場がなくなっても、そんなとこで働くより長い目で見ればプラスになるかと。
どうか悪環境に慣れてしまわないようにしてくださいませ。


これもまた、いつも通りの悲しきブラック企業あるあるですが、

まず、一応求人サイトなどには休日が表示されているものの、
実態としては、休日にはみんな自主的に勉強に、という建前で、
休日返上で出勤、そして、勝手に来てるので、と勤務時間に扱われず、
ただのサービス休日出社、
休みなど月1日程度、
一日20時間勤務、
これが日本のブラック企業の実態です。

ちなみに、転職サイトなどでも大手は、サイトに載せてる会社情報が嘘八百だったりした場合は、ペナルティとして以降掲載を受け付けない、などの決まりを設けているところもあることにはありますが・・・実際には一度勤務してしまった社畜が、自社の告発をすることなど稀で、悲しいですがほとんどの場合、労働者に不利益な真実など握りつぶされておしまいですね。

あまりにもブラック企業が多すぎて、監視も是正も厳しいのはわかりますが、
ちゃんと取り締まってくれたらいいのに。
一応建前上政府も、日本の社畜の、世界一劣悪ともはや世界中で有名な労働環境を少しは改善しようとは言ってるわけで、
ほんと、じゃあもう巨大なメス入れてくれよと、
労基違反があったら、直接の責任者と会社の代表は全財産没収の上、無期懲役、
会社はお取りつぶし、没収資産などはせめて社畜たちに振り分けてやってくれよと。

そんな平和な世の中がいつか訪れて欲しい今日この頃です。
まあ、そんな日はいつまでも来ないんですけどね。
ほんとなんでこの国の社畜は立ち上がらないんでしょうね・・・
あ、立ち上がらないから社畜になってるのか、悲しい。

戦国時代などの一揆みたいに社畜みんなで武力蜂起して、社長を倒したりできたらいいのに。
ブラック企業の社長なんて殺人者も同然なんですから、武力蜂起で殺害しても無罪とかにしてくれればいいのに。
今までも過労死者をザクザク出してる悪徳企業が山のように出てるわけですし。



こちら、ブラック企業の定番ですので、あるあるというより、
これがあったら、そこはまず間違いなくブラック企業だ、というブラック判断の基準だとでも思っていてください。

社内の壁や机、扉など目につくところに大量に根性論系の謎の格言が貼ってある

これはほぼ間違いなくブラック企業のサインです。

「眠るのは死んでからできる」
「会社に帰る」
「労基は敵」

的なもはや何を言ってるのかわからないような標語が社内に貼ってある場合、早急に逃げ出した方がよいです。




こうちゃん

2023年12月6日水曜日

社畜の鎖自慢・奴隷の鎖自慢

こんばんは、こうちゃんです。

ちょっと、労働社会の中でも、特に底辺界で有名なパワーワード、

奴隷の鎖自慢

について少々解説をば。

現在では、日本の社畜の数は今やものすごいことになり、
一億総貧困時代などとも呼ばれ、
国内の会社員制度は、
有史以来最大の奴隷制度とも揶揄されていますが、
その奴隷状態の社畜たちは、大半があきらめとともに自身の身の不幸を受け入れてしまっています。

そして、その不幸な身の上を嘆き逆らうどころか、同じく社畜仲間とどれだけ自分の待遇がひどいかを自慢し合っている実情です。

この思想の根底には、昔からある、

奴隷の鎖自慢

という行為、思想が根付いているように見えます。

奴隷の鎖自慢とは、ざっくり言ってしまえば、

忙しさにかまけて自由すらない自らの境遇に嘆いたり憤ったりするどころか、
むしろ労働力として搾取される自分を誇りに感じ、
忙しさを自慢の種にする、卑屈な奴隷根性のこと。

元は、
リロイ・ジョーンズ 1968年、NYハーレムにて語った内容で、

奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、
驚いた事に自分の足を繋いでいる鎖の自慢をお互いに始める。
どっちの鎖が光ってて重そうで高価か、などと。

そして鎖に繋がれていない自由人を嘲笑さえする。
だが奴隷達を繋いでいるのは実は同じたった1本の鎖に過ぎない。
そして奴隷はどこまでも奴隷に過ぎない。

過去の奴隷は、自由人が力によって征服され、やむなく奴隷に身を落とした。
彼らは、一部の甘やかされた特権者を除けば、
奴隷になっても決してその精神の自由までをも譲り渡すことはなかった。
その血族の誇り、父祖の文明の偉大さを忘れず、隙あらば逃亡し、
あるいは反乱を起こして、労働に鍛え抜かれた肉体によって、肥え太った主人を 血祭りにあげた。

現代の奴隷は、自ら進んで奴隷の衣服を着、首に屈辱のヒモを巻き付ける。
そして、何より驚くべきことに、現代の奴隷は、自らが奴隷であることに気付いてすらいない。
それどころか彼らは、奴隷であることの中に自らの 唯一の誇りを見い出しさえしている。

とのことです。

悲しいことに奴隷はいつもこうなのですね。
たぶん、100年前も1000年前もきっと鎖自慢していたのでしょうね。
奴隷ですら時に反乱を起こして待遇改善を要求していたというのに、

現代ではみな社畜は富裕層に搾取され死を待つだけというのに誰も抵抗しないなんて・・・数千年の間に社畜のDNAには搾取され続けることが刻まれてしまったんですね。
遺伝子レベルで優秀な奴隷として品種改良されてきたとは、
日本のサラリーマン、恐るべし。

まあ、あまりにも、こんなこと(社畜の奴隷化現象)が多いと、社畜の抜け出そうとする精神はなくなってしまいますよね。
本当は、鎖自慢なんて習慣化しない方がいいんですけどね。


現代の不遇な待遇に甘んじている奴隷根性の社畜のことを、
奴隷の鎖自慢と言いましたが、
その精神は、ずっと健在で、
居酒屋や、ちょっと話せる場所に行くと社畜同士は、

「先月の残業が100時間を超えた」
「最近仕事で家に帰れてない」
「今月はすべて休日出勤だ」
などと不遇をうれしそうに語り、
定時帰りやホワイトな労働環境にいる人間を、
うらやむのでなく、怠惰な人間だ、などと蔑む、

そんな、優秀な奴隷となっている姿がよく見られます。
これは現代版の、「社畜の鎖自慢」です。

この国は、幼い頃から、和を乱すのはよくない、だの
先生の言うことには絶対服従(=権力者には絶対服従)だの、
優秀な社畜になるようにしつけていますので、
当然と言えば当然ですが、悲しい習慣ですね。

きっとどこの国でも、いつの時代もこうした奴隷の鎖自慢は繰り返してきたんでしょうね。
よく聞く、いつの時代でも言われる「今どきの若いもんは」という言葉も同様ですしw

こうちゃん

2023年10月11日水曜日

労働組合も会社の手先もしくは組合禁止

こんばんは、こうちゃんです。

本来は労働者の味方であるべき労働組合、
一応は法で存在が認められ労働者の環境改善につながると、
ある程度の規模の会社では設けられているところが多いですが、
これがブラック企業や、社畜だらけの牧場会社ですと・・・。

労働組合も会社の手先

外部への見栄えのよさのためだけに組合は作ってある、
しかし、その議決権や代表権を持つ人間には、
上司に忠実な社畜を置き、すべて会社の言うことには賛成させる、というとんでもない仕組みにしています。

会社からの無茶な要求や労働環境の改悪にはすべて賛成、
労働者からの改善要望は、すべて説得してつぶす、という、
えげつな過ぎるシステムを当たり前のようにやっているところが多いです。


これは・・・
もはや最初から法を逸脱する気まんまんで苦笑なのですが、本当にこんなことを就業規則に書き出すブラック企業はあったりします。
なお、ここで言う組合とは、労働組合のことで、
まず、
労働組合(ろうどうくみあい、英語:trade union、labor union)とは、労働者の連帯組織であり、誠実な契約交渉の維持・賃上げ・雇用人数の増加・労働環境の向上などの共通目標達成を目的とする集団である。その最も一般的な目的は、「組合員の雇用を維持し改善すること」である。略称は、労組(ろうくみ、ろうそ)、ユニオン。単に組合と呼ぶこともある。
そして、この組合は、
労働組合を組織する権利(団結権)および組合活動をする権利(団体交渉権)は、日本国憲法第28条で「勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する」として認められている。
として憲法で労働者に認められた権利です。

にも拘わらず・・・

就業規則で、「組合禁止」

て、もはや謎の規則です。
組合の結成は従業員の権利として保証されているというのに・・・
法より、脳内お花畑の、会社なんだから自分が王様だと思うバカ社長だと、
こういうルールを制定されたりします。

まあ、組合なんて結束して、俺様のルールに逆らうような意見を持つな、という、そのバカ社長の気持ちとしてはわかりますが、当たり前ですが、支配される方はたまったもんじゃないですし、
黙って一人で死んでてください、て感じですね。

労働基準法違反の罰則があまりにゆるいからこんなことが起きるんですよね。
過労死やパワハラの事例がこれほどまで多く出てきている現代なのですから、早く厳罰化が進めばいいのにと切に願います。

こうちゃん

2022年4月4日月曜日

有給休暇がないのがブラック企業!でも、有休取得義務化?

こんばんは、こうちゃんです。

ブラック企業の定番、それは
有給休暇がない、もしくは数字上だけあって使えない。

有給休暇は毎週一定時間以上働いている人には与えられる権利ですし、使うにあたっては妨害もされてはいけないので、
当然こんなの違法なのですが、
あくまで訴えがあって初めて犯罪として扱われるわけで、
こうした会社では社員など人権のないウジ虫以下の扱いで、
社畜も心を病んでいて何も抵抗できませんので、
こうした扱いでも問題なく、実際に入社以来何十年と退社まで一度も有給休暇を使ったことはありません、なんていうブラック企業の奴隷社畜は多々存在します。

今の日本の労働環境が史上最悪に劣悪と言われるのはこうしたところでしょうね。
海外の奴隷制度の残る国の奴隷ですら休みはあるというのに。


日々ブラック企業対策の情報に耳を傾けておりますが、
今度は日本のブラック企業あるあるのひとつ、

有給休暇が取れない

の対策ができるそうです。
有給休暇を年に10日以上付与されている社員には、最低年5日有休を取らせなければならない、という法案が決定、
なんと、これはスピード実施になり、
2019年4月、そう今から施行されることとなりました。
そして、この年5日以上の有休を与えなかった場合、違反企業には30万円以下の罰金が課せられるそうです。

まあ、これ自体はめでたい話ですね。
本当に実施され、労基がちゃんと仕事し見張ってくれて、この日本の有休を取れない風潮が少しは改善されるのでしたらいいんですけど・・・
なんていうか、まあ無いよりはマシですけど、こんな法案の時点で、
この国はブラック企業のひどさを甘く見過ぎてますよね。

今だって、見せかけの有休取得率を上げて転職サイトなどに掲載するために、
年末年始や夏休みを、すべて最初から営業日にしていて、そこを休みにするために強制有休消化日にしている悪魔のような会社が多々あるというのに、
この法案通っても、5日とらせればよいのならば・・・
年末年始に5日間有休消化日にしてしまえばいいだけですよね。
それ自体には特に罰則は無さそうですし。

転職サイトなり、会社の紹介なりに書いてある、年休が130日、とかの会社でしたらまあまあ期待はできるかもですが、
そもそも年休110日とか、もっとひどいとこですと、年休100日未満のところなんて、
どう有休をあてようが、そもそもが地獄ですよね。

有休をとらせるとか、社畜たちの労働環境改善を謳うのでしたら・・・
そもそも年休も120日以上とか義務づけてくださいよ、という話で。

このブログでもさんざん書いてきていますが、
そもそもの悪環境を放置していて小手先だけで改善させた風に見せかけるのはやめてくれませんかね。
とはいえ、これが無駄なのは真のガチブラック企業だけで、
そこまででもない、そこそこブラック企業wで、社員が多いところなどでは、
このご時世、SNSなどですぐに情報、悪評が漏れますので、
今回の法案に対応して、少しだけ休みやすくなる可能性はありますね。

まあ、こうした法制度の改正などの評価が出るのは数年後でしょうけど、今よりはちょっとはマシになることを祈りましょう。
まっとうな企業で改善が進み、7割方で高評価、ブラック企業では、単に年間休日を減らすだけで、実際にはより有休が減ってしまうだけで低評価が3割方、といった予想ではあります。




こうちゃん

2021年5月2日日曜日

なぜか手数料・罰金をとる

こんばんは、こうちゃんです。

今回も、ブラック企業のおぞましいあるあるを。

各種会社とのお金のやり取りの際に手数料をとる

完全に異常な行為です。
本来会社がして当たり前のことなのに、なぜか会社がしてやった、ということで、手数料を労働者からとる、
という悪魔の方式です。

軽いところでは、

給与の振り込み手数料を給与から引いておく

とか、
これはまだ会社の規定でギリ仕方なくても(それでも異常ですけど)、

会社用途の経費の精算なのになぜか手数料をとって満額渡さない
年末調整に手間賃をとる

など、もはや犯罪級のことをする会社もあります。
年末に、ボーナスは寸志レベルで1万円、でも年末調整手数料で3万円天引きとかいう悪魔の所業をされると、
なぜか労働者の収入は減るという・・・。

いや、そこまで会社の台所事情が悪いなら、最初からその辺は引いた給与でいいじゃん、と思うと、
そもそもの給料が安すぎて、実態通りにすると(手数料だの会社がネコババしてる額を引くと)
給料が安過ぎて求人で人が来ないとか、そもそも最低賃金すら割るという、
ブラック中のブラックな事態に。

早くブラック企業の経営者は死刑に、
労基違反は責任者、経営陣を厳重に処罰する法案を作って欲しいものです。


あと、手数料などと似た形で、これまたブラックあるあるで、
この制度がある会社は2秒で辞めた方がよいです。

イカれたブラック企業の特徴、制度のひとつで、

罰金制度がある

もうこれは狂気としか言いようがありません。

例えば遅刻に対して、遅刻一回ごとに罰金10万円徴収します、
なんてものです。

だいたい低賃金のところにありがちで、
月給14万円なのに、罰金が遅刻一回10万円で、2回遅刻すると給料が無いどころか、翌月の給料からも引かれる、などと、もはや狂気の沙汰です。

一応ノーワークノーペイの原則、というのがありまして、
もちろん遅刻で業務できなかった時間分の賃金を払わないことは合法ですが、
どブラック企業は、なぜかそれに加えて、賃金と関係なく、遅刻したことに対して勝手に罰金を課してきたりします。

一応労働基準法の中で、罰則として減給も可能な条項はありますが、かなり厳しい条件がついていて、賃金に対しての割合等が定められていますが、
罰金制度など作っているイカれた企業は、
100%法律なんて守っていません。

うっかり罰金制度のある会社に出くわしてしまったら、まず入らないことをオススメします。
そして入ってる会社に罰金制度があることが判明しましたら、即辞めることをオススメします。
※ギリギリ金額面では合法な罰金制度になっていても、就業規則で明らかになっていて、入社する人にわからないようにしてあった場合、その時点で犯罪です

また、正気の沙汰でない制度の事例では、休暇にも罰金を課していて、
有給休暇をとると、会社にいないのだから罰金、として、名目上有給休暇をとっているのですが、会社的には懐が痛まないように給与から罰金を徴収する、という前代未聞のイカれた仕組みです。

どブラック企業にうっかり入ってしまうような人は気が弱い人が多くて、こうしたおかしな制度に苦しめられることが多いんですよね。

こうちゃん

2021年2月3日水曜日

社員をお金換算

こんばんは、こうちゃんです。

ブラック企業と言えば社員もすぐ辞めるのが定番ですが、

そんなブラック企業では、
社員が辞める時に、お前の採用には〇〇円かかったんだから、辞めるなら請求する!
とか言い出すところがあります。

当然違法です。

そもそも、そうして雇った社員から搾取して儲けようと思ったわけだから、
コストがかかって当然、それで逃げられるのはその会社があまりにブラックだからなわけで、その費用を被害者にかぶせようなど言語道断です。

もしもそのような状況になったら迷わず労基にチクってください。
あと、その内容の発言を録音したり、メールとかなら保存して、ぜひ警察にも脅迫で被害届を出して、少しでも悪徳社長が社会から抹殺されるようにがんばってみてください。



早くブラック企業の社長は死刑になる国になってほしいですね。
まあそんなことしたら今の日本の企業数は1割以下になりそうですけど、
まあその後にまともな企業を立てていけばいいわけで、ぜひぜひ。

こうちゃん